円は7カ月ぶり高値、USD/JPYは一時154.05円。次の分岐は米CPI
Reutersは9月7日、日銀の追加引き締め観測や円キャリー取引の巻き戻しを背景に、ドル円が一時154.05円まで低下したと報じました。前週には160円を上回っており、短期間で値幅が大きくなっています。[01]
市場は9月のFRB利上げを約60%織り込み、次の大きな材料は今週金曜の米CPIです。強いCPIならドルを支え、弱ければ利上げ観測が後退する可能性があります。[01]
現在は「円安が続くか」より、160円台から154円台まで動いた速度そのものがリスクです。日米双方の金利観測が変わるたびに、キャリー取引の巻き戻しが値幅を増幅しやすい局面です。
USD/JPYを一括で追いかけず、米CPI前後を分ける選択肢があります。AUD/JPYも円側の急変動を共有するため、豪州固有材料がなくても円の速度を先に確認します。