Fedは利上げ観測、日銀は1.25%がほぼ織り込み済み。来週は「日米とも上げる」可能性を前提にする
Reutersが9月11日にまとめた翌週の市場見通しでは、Fed Funds先物は米連邦準備制度理事会が政策金利を0.25ポイント引き上げる方向へ傾き、日銀は9月18日に0.25ポイント引き上げて1.25%とすることを市場がほぼ確実視しています。同時にBrent原油は100ドルを再び上回り、物価上振れリスクが中銀判断へ重なっています。[01]
Fedは2026年に入って金利を据え置いてきましたが、8月雇用の強さなどから利上げ観測が拡大。日銀については1.25%への利上げがほぼ織り込まれ、スワップ市場は2027年1月までに1.5%へ達することも織り込んでいます。[01]
米ドルは「米利上げなら上がる」、円は「日銀利上げなら上がる」という材料が同時に存在します。USD/JPYは片側の材料だけで方向を決めにくく、AUD/JPYも円金利と原油・資源価格の両方を受けやすい週です。
来週の政策判断前に外貨を一括で動かすより、必要分だけ分割する方がイベントリスクを避けやすい局面です。確認順はFed、日銀、USD/JPY・AUD/JPY、Brent原油。利上げ幅そのものより、次回以降の見通しが変わるかを重視します。