Brentは107.63ドルへ6%超上昇。日銀は1.25%利上げ観測、円高の恩恵を原油高が削る
Reutersは9月10日、Brent原油先物が6.34%高の107.63ドル、WTIが6.69%高の102.48ドルで引けたと報じました。同日、日銀の増一行審議委員は基調インフレが2%へ近づき、実質金利をマイナス圏から引き上げる必要性を強調。Reuters調査では翌週の会合で政策金利を1.25%へ上げる予想が広がっています。[01][02]
原油急騰の背景は中東での船舶攻撃と供給経路への懸念です。日銀側も、燃料・化学品、食料の価格上昇が国内物価へ波及するリスクを明示しています。[01][02]
円高は輸入価格を下げる方向ですが、原油が1日で6%超動けば効果を相殺し得ます。電気・物流・食料への波及は為替だけを見て判断しない方が安全です。
来週は日銀会合を控え、円側の材料が大きい局面です。米ドル・豪ドルとも一括交換より分割を優先し、USD/JPY・AUD/JPYだけでなく原油高によるインフレと金利見通しの変化を併せて確認します。